1日目に行った
新薬師寺の紅葉の若葉です。竹とんぼかヘリコプターの羽根のような種がかわいい♪
本日は奈良交通の定期観光バスの1日コースで法隆寺・西の京をまわります。下記の通り6時間40分のコース。ちなみにお値段7040円。
奈良駅……法隆寺……中宮寺……慈光院……薬師寺……唐招提寺……朱雀門……奈良駅
これがバスのどてっぱら。朝10時5分に近鉄奈良駅前を出発しました♪
世界遺産
法隆寺です。
国宝
中門と五重塔。ご覧のとおりの晴天、修学旅行生がそれはたくさん。
これも国宝、
金堂は須弥壇修理中のため
本尊と釈迦三尊は上御堂にお引越しいただいています。
ここは
大宝蔵院 百済観音堂。すらりとスマートな
百済観音と悪夢を吉夢に変えるという
夢違観音はここにおわします。
夢殿です。ここには明治になって岡倉天心とフェノロサが開けるまでは「絶対秘仏」で厨子を開けると天罰が下ると言われて、布でぐるぐるまきになっていたという
救世観音が安置されています。いつもは公開されていませんが春と秋に2週間くらいずつ公開。今回は折りよくその時期に当たりました。
…うう、でも夢殿の格子窓の中の厨子の奥、暗い中なので目をこらしてもお姿はぼんやりと見えただけでした。
法隆寺に隣接している
中宮寺です。ここにはあのやさしげな
弥勒菩薩半跏思惟像が安置されています。
池に浮かぶ本堂です。履物をぬいで上がります。有名な
天寿国繍帳もここにあります。聖徳太子の死後、妃の橘大郎女が願って推古天皇が作らせたと言われる日本最古の刺繍帳で、太子が暮らすあの世の天寿国の様子が表されています。
お昼は法隆寺門前のお店で予約済み、1000円。
うどんにかやくご飯に柿の葉寿司、と炭水化物いっぱいですが、まずまずでした♪
バスに乗りこみ、
慈光院に向かいます。
ここは茶道石州流の祖・片桐貞昌が開いた禅のお寺。大きなツツジの植え込みの庭園ではウグイスのさえずりが聞こえていました。大和平野を借景にしたお庭に向かって、お抹茶をいただきました。お坊さんのお話も興味深かったです。
さあ、
薬師寺です。
金堂。
薬師如来はおいでですが
脇侍の日光・月光菩薩は東京へ出張中です(^_^;)
フェノロサが「凍れる音楽」とたたえた
東塔です。
各屋根の下に裳階(もこし)と呼ばれる屋根をもつ、三重塔。頭上の水煙には飛天の透かし彫りがほどこされています。
西塔は1981年の再建で、色鮮やか。
玄奘三蔵院です。平山郁夫画伯の≪大唐西域大壁画≫が奉納されています。これも公開は春秋のみ、うれしいことに公開中で見ることができました♪
“天平の甍”
唐招提寺も工事中です。クレーンが稼動しています。修理のために被っていた屋根を撤去が終わったところだそうです。このあたりで雨がぽつぽつ落ちてきました。
雨にけぶる
朱雀門です。2010年平城遷都1300年をにらんで10年前に再建されました。
平城京を貫く大通りの南の入り口の門になります。東が青龍、西が白虎、南が朱雀で、北が玄武ね。
近鉄奈良駅で解散。今夜のご飯は何にする?
TVのグルメ番組でピッツアがとりあげられたというイタリアンのお店発見。
パスタのコースとピッツアのコースがあったので、ひとつずつ頼んで半分コして食べました。お店の中に石釜があってそこで焼いたピッツアはぱりぱりで美味しかったです。(もちろんビールもね♪)極楽極楽☆
明日は京都へ出てぶらぶらします。