のあ432 シリア2010
シリアの古い都、アレッポのシタデル(城塞)です。
私たち女性はここに入場するにあたって、“ネズミ男”のようなフード付きの、グレーでぺらぺらした長袖のコートを借りて着なくてはなりませんでした。足は裸足です。ぺたぺた♪
ここには「洗礼者ヨハネの首塚」があるんですよ。
サロメが踊りの褒美にねだった首です。
ダマスカスの街中、門をくぐって続くのは聖書に“まっすぐな道”と書かれた道です。
目が見えなくなった彼がこの「まっすぐな道」にある家にいた時に、アナニヤという人が現れ、彼の目を元通り見えるようにしてくれ、サウロは悔い改めて名をパウロと変え 熱心なキリスト教信者として伝道の旅に出るのです。
はるか昔、学校の礼拝で読んだ物語の舞台に自分の足で立ってるなんて…不思議。
そのアナニヤを記念した、聖アナニヤ教会を出たところで出くわした子どもたち。
この子たちは無事なのでしょうか。首都ダマスカスも大変なことになっていますよね。
今は行けないシリア、旅行した時はのどかなよい国に思えたのですが旅人には見えない澱が水面下にたまっていたのかもしれません。
アサド政権も終焉も間近なようです。同じ国の民どうしが戦わないでもいい日が1日でも早く来ますように。
by pleiad-subaru | 2012-07-22 21:41 | おでかけおでかけ♪