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のあ347 フルボカ城♪

クサギの実がなりました。
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このビビッドな色づかいがなんともいえません。


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さてフルボカ城です。フルボカは“深い井戸”の意味だそう。
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原発と一緒にご紹介してしまったお城ですが、遠くから見ると近くに見えた原発も、行ってみるとだいぶ離れているのか見ることはできません。小高い丘の上にたたずむ白亜のお城です。

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13世紀にゴシック建築で建てられてから、26回も持ち主が替わる間に16世紀ルネッサンス、18世紀バロック、19世紀ネオゴシック…と様式が変わってきました。現在の姿は英国のウィンザー城に感動したシュヴァルツェンベルグ家のエレオノラ妃によって改築されたチューダー様式だそうです。

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中庭の両側の壁には鹿の角がこれでもかこれでもか…狩りは貴族の趣味だったとかでやたらと獲物を誇示したがるんですよね。頭は作り物ですが角は本物。イノシシの牙もありました(^_^;)

例によって城内は撮影禁止です。というかカメラ持ち込み別料金とるのね。私はケチなのでというかその根性が気に入らないよ、ということで写真は諦めます。
入るとそこは正面に階段があり左右に分かれて2階に続いています。その木製の手摺の細工の見事なこと。床も美しい寄木細工です。
ドア、天井、家具も木の細工が本当に美しい。
小さな食事の間、朝のサロン、図書室のような部屋には古いピアノがあり、城のガイドのマリックさん(日本語上手なイケメン兄ちゃん)が特別に弾いてもいいよと言ってくれ、I波嬢が“エリーゼのために”をご披露くださいました。パチパチパチ♪

うわ、シャンデリアにシュヴァルツェンベルグ家お得意の「オスマントルコの兵隊の首をつつくカラス」の文様がついているじゃありませんか。よっぽど御自慢だったんですねえ。悪趣味!!

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坂を下りてくるとお土産屋さんがあり、ねこグッズが…これ何に使うもの?お庭に置くのよね? 中に蚊取り線香でも入れたい感じ。るんるん、チェコはねこグッズ多いな~♪

この日も泊まりはチェスキー・クルムロフです。明日は“モラビアの真珠”テルチに向かいます。

by pleiad-subaru | 2011-10-20 19:46 | 2011 チェコ旅行♪