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のあ299 会津東山温泉♪

例によってJRの≪のんびり小町≫を利用して私とKAKKOちゃんがでかけたのは、福島県は会津東山温泉です。

まずは東北新幹線で郡山へ。磐越西線に乗り換えて会津若松へと向かいます。
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こんなかわいい赤べこ列車(*^_^*)もちろんドアの開閉は自分でボタンを押します。楽しい~♪
単線なので時々駅で待ち合わせのすれ違いをしながら1時間40分かかって会津若松に到着しました。
宿の車が迎えに来ています。何組ものお客さんが乗り込んできます。土日だからね。

今夜の泊まりは≪原瀧≫名前の通り、すぐ窓の下は湯川が流れ滝が音をたてています。
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お風呂は「千人風呂」と厳選かけ流しの露天風呂。お湯はきゅっきゅっと鳴るタイプ。しっかりあたたまりました。

晩御飯は食事処で。
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決まったお料理の他にバイキング形式でお料理が並んでいて、取ってくることができます。かまどが6つも据えられていて、芋汁や蒸しハマグリやおでんなど熱々のメニューが揃っています。
せっかくだから会津の地酒を一杯♪
おなかいっぱいで、届いたお夜食には手をつけられず…白玉小豆は翌朝いただきました。

翌日もしっかりお風呂に入って♪
また会津若松まで送ってもらいます。電車の時間まで3時間弱あるのでちょこっと観光。

会津には“まちなか周遊バス”が走っています。その名も「ハイカラさん」と「あかべえ」。
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これは「ハイカラさん」30分に1本、1時間に1本の「あかべえ」とは反対回りに走っています。乗車賃は1回乗るごとに200円。500円の専用フリー乗車券で乗り放題になり、観光施設の割引もできるというのでそれを購入。

まず行ったのが鶴ヶ城
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このお城は1384年に芦名直盛がここに黒川城を建てて以来、伊達・蒲生・上杉・蒲生・保科・と来て松平氏が戊辰戦争で敗れるまでの600年の長い歴史を持っています。
戊辰戦争の1カ月の籠城戦を耐え抜いた天守閣も明治に取り壊され、再建なったのは昭和40年だそうです。
特徴的な赤瓦の五層の天守閣は現在工事中で窓の外には出られませんでした。これはガラス窓の内側からの眺め。
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豊臣秀吉の怒りをかって切腹させられた千利休の息子、少庵が会津にかくまわれていた時に蒲生氏郷のために作ったと言われるお茶室『麟閣』も見学してきました。

またハイカラさんに乗り込んで、着いたのは飯盛山
白虎隊の少年たちが自刃した場所です。
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この山の上からはるかに鶴ヶ城をのぞんで、城が落ちたと思って絶望して命を断ったんですね。1人だけ蘇生した人がいて、幕末から昭和までを生き抜いたそうです。

飯盛山、雪が深くて私たち遭難しかかりましたよ。雪道の足ごしらえじゃなかったもので行きはエスカレータ-みたいなので一気に上がったんだけど、降りる階段が凍りついてて危険なので迂回の坂道をを降りるように言われました。それがアイスバーンであぶないあぶない。下までたどり着いた時は心底ほっとしました。

これは途中にある『さざえ堂』あやしい建物です。
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時計回りに登って行ってまた降りてくる、1方通行の作りです。国の重要文化財。
実はここを舞台にした小説を読んだことがあって一度来て見たかった。
篠田真弓の建築探偵シリーズ『桜闇』のなかの“捩れた塔の冒険”というのでした。

会津若松を15:05に出て郡山へ、郡山発16:33のMaxやまびこ146号で帰ってきました。
二階席に乗り込んでびっくり、グリーン車指定席だというのに知らないおばさんの2人連れが私たちの席にしっかり座ってたのよ~。あらごめんなさいと通路を挟んだ隣に移動したけどそこも宇都宮から乗る人がいるとかで、車掌さんに案内されて消えましたが…???なんざんしょ。
6時前には電車は東京駅にすべりこみました。

そうそう忘れてた。3月5日から走る『はやぶさ』の試乗会が行われてたらしく、行きの大宮のホームは“撮りテツ”であふれてたんでした。

雪に遭難しかかりはしたけれど、お天気も上々で楽しい旅行でした。(^^)V

by pleiad-subaru | 2011-02-24 01:10 | おでかけおでかけ♪