カテゴリ:兄ちゃんの話( 28 )

のあ381 バ、バ、バ、バレンタイン ♡

風雲急を告げるバ、バ、バ、バレンタインの本日…大きな包みが届きました。あれ、持ち上げるとどぷっと液体の重み。“酒”ってあるし…???
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わあ、「花ねこ日記」のねこじゃらしさんからだあ。五郎次!五郎次っ!!
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よかったねええ、五郎次(^^)
すいません、使いまわしの絵で。ちゃちゃっと描かなくちゃねえ。なんだか近頃絵がヘタになってきたような気がします。老眼のせいかしらん(-"-)


中を開けてみますと…こんなで…
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こんなでした。
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モンドセレクション3年連続受賞の梅酒♡ ウイスキーボンボン♡ お酒のボンボン♡


いつもありがとうございます。今までにいただいた楽しいチョコの数々、今年もご紹介しちゃいますね。

2011年(チョコ型石鹸・ハートのおせんべ・チョコビール)
2010年(真っ赤なハート型BOX)
2009年(超ビッグサイズの板チョコ)
2008年(恋の救急箱)
2007年(五郎次感激♡)

いつもいつも楽しいアイディア満載で、五郎次も私も感激(*^_^*)いろいろ探すのも大変ですよね。本当にありがとうございました。

我が家のバレンタイン? 定番GODIVAでございます。
先日のあままと荻窪に買い物に行って私は夫と長男と婿に、のあままは父と弟とつれあいに、買って交換してまいりました。
息子からはホワイトデーのお返しを前倒しでもらっちゃいましたよ。
先日青砥のスタレビのコンサート会場で買ったアルバム2枚です。ありがとKAZU (^^♪

さて、明日こそ、プラハだわ~。

by pleiad-subaru | 2012-02-14 21:08 | 兄ちゃんの話 | Comments(2)

のあ989 あけおめ♪

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あけましておめでとうございます。今年もわくわくがいっぱいの年になるといいですね。
何枚か下絵を描いたんですがなかなかピンとこなくって…この子たちになりました。
誰かって?
 お吟と四郎の娘 百合と、風之介とかたばみの息子 疾風(はやて)之介でした~。

百合ちゃんはね~、お母さんそっくりですからお父さんも伯父さんも可愛がるまいことか(^_^;)
疾風之介の方はといえば、甲賀一の忍びと伊賀一のくの一の間に生まれたコですからね、将来が楽しみです♪
源之助と七重ちゃんのトコは男ばっかり5人続けて生まれて、現在も妊娠中とか…沙織ちゃんとこは男と女のふたご(もちろん四郎君と沙織ちゃんに似てるのさ)とか…五郎次の息子の六郎太とか…設定はいろいろしてるんですが、いつか描きますね(*^_^*)

今年はお絵描きも少し頑張りたいと思っています。よろしくお願いいたします。ぺこり m(__)m

by pleiad-subaru | 2008-12-31 22:17 | 兄ちゃんの話 | Comments(20)

のあ986 めりくり♪

MERRY CHRISTMAS!!
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楽しいクリスマスをお過ごしでしょうか??

本日プールでしたが、クリスマスということでおぢさん1人を含む8人 みんな七重ちゃんのようにサンタ帽をかぶって流水コースを受講いたしました!?(ちなみに先生はトナカイ帽☆)
水かぶって濡れ濡れになって途中で脱いだ方もいましたが、私とあと2人最後までサンタ帽でやりぬきました♪ ちゃんと泳いでるコースの人たちは目を丸くしてましたけど(^_^;)

なんかこんな絵を前にも描いたような気がして今去年のクリスマス分を見てみましたら、おんなじような絵描いてましたね(^_^;) コスプレ担当はこのカップルだもんですから…

by pleiad-subaru | 2008-12-25 21:18 | 兄ちゃんの話 | Comments(16)

のあ940 「海からの風」

お待たせいたしました(え?誰も待ってない?…困ったな)「海からの風」でございます。
赤ペン編集者から「もったいぶっている書き方、奥歯にものがはさまったような書き方」と言われました物語です(^_^;)
「時代がよくわからない」とも言われましたが、天正年間 織田信長が本能寺で滅ぼされ豊臣秀吉の時代になった頃だとご想像下さいませ。読後感などいただければ幸いです。


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    「海からの風」 


 みやは少し前から気付いていた。ある客が来る時だけ、いつも用事を言いつけられて店をはずされる。はじめは気のせいかとも思ったのだが何度かそういうことが続いているうちに、それは確信に変わった。
 その客は上客らしい。みやの働いているここ兎屋は、当主藤右衛門の掛け声の下何艘もの船を持ち、遠く呂宋あたりまで乗り出しては珍しい異国の品々を購ってくるのだが、どうもその資金となる銭を年に二度ほど運んでくるようだという噂を聞いた。
 その男は本名かどうかしらないが白狐と呼ばれている。みやは顔を見たことが無いが、朋輩のよねやさきがその頃になると毎度大騒ぎをしている所を見ると、多分若くて男前らしい。
どこでどうやって大金を稼いでいるのかは誰も知らないが、帰りには南蛮渡来の珍しいものや美しいものをいくつか直接持って帰る。それがいかにも若い女が喜びそうな細工物やらセミの羽のように透ける美しい布やらで、よねやさきは「妬ける」と言ってはさわぐのである。

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兎屋の女将は厳しいがよく気がまわる人で、みやたち奉公人の娘にも親身になって世話を焼いてくれる。親元を離れて働きに来ている娘達にとっては母親代わりのようなものだ。
その女将がわざわざみやをその客から遠ざけようとするからにはわけがあるに違いない。そのわけがうすうす想像できるからこそ、みやは考え込んでしまったのだ。

みやは幼いとき父と母とをいっぺんに失った。兄とは逃げる途中ではぐれた。
小さな胸にかたきの名をしっかりと刻んで、都までの道を歩きとおしたのはついこの間のような気もするが、指を折ればもう八年も前のことになる。
近所のおばさんに聞いたとおり五条川原の高札に仕事の依頼を貼り付けた。その依頼はまもなく果たされた。みやの両親を死に追いやった男は死んだ。死を願ったのがみやだと知れて追っ手がかかり、ひょんなことから知り合った“おねえさん”の助けでそれを振り切り、死んだと思っていた兄とも再会してともどもここ海の近くまで連れてこられ、兎屋に預けられてそこで働き今日の日があるのだが。

今は店で働いている兄に聞いた事がある。
「おねえさんのこと、覚えてる?」
「覚えてるさ。けっこうきれいな人だったよな」
都で泊まる所がなかったみやの世話を焼いてくれ、その後に兎屋に来て働くようになり、下働きを経て今は船に乗り組んでいるとらにも聞いてみた。
「覚えてるぜ。忘れようったって忘れられねぇや。気が強くって人使いはメチャクチャ荒かったけど、おれたちみたいなガキのことを気にしてくれた人なんてそれまで会ったことがなかったからな」
二人とも気付いていない。みやだって八年前のあのとき川に落ちなければ気がつきもしなかったに違いないのだけれど。

みやは水の中でもがいていた。
息ができない、苦しい。必死で手や足をむちゃくちゃに動かすのだが浮き上がることができない。やだ、このままじゃやだ。死んじゃう、あたし。
 ぐいとひっぱられた。顔が水面に出た。こらえていた息が水と一緒にぶわぁっと噴き出した。
 「みや、みや、落ち着いて。大丈夫だから」
耳もとの声に気がついたのはずいぶんたってからだ。それまでは続きのように身体がバタバタ勝手に暴れていた。その手や足が助けてくれたおねえさんの身体にぶち当たっていたのだ。みやの目が驚きに見開かれた。おぼれかけたことを忘れてしまうくらいの驚きだった。

「もう大丈夫、びしょぬれだから脱いじゃいなさい。天気もいいから岩の上に広げとけばじき乾くよ」
いつものようにしゃきしゃきと言いながらみやの帯をほどくおねえさんをまじまじ見ながらみやは言ったのだ。
「おねえさん…おにいさん?」

今度目を見開いたのはおねえさんだった。
ほんの短い間なにかを計算してるような顔をしたようだったが、すぐにため息をついて言った。半分は独り言のようでみやにはよくわからなかったけれど。
 「ああ。もうしょうがねぇや。みや」
 「え?」
 「人に言っちゃいけないよ、これ仕事なんだから。ちょっとやっかいなことになっちゃうからね」
ばれちゃっちゃしょうがないと言いながら、おねえさん(おにいさん?)はさっさと自分も濡れた着物を脱いで乾いた岩の上に広げた。脱いでみればどう見ても少年で、それまで娘だとばかり思っていたみやは自分が信じられないくらいだった。

 太陽はじきにふたりの着物を乾かし、それをまとったおにいさんはまたおねえさんに戻った。おねえさんはそれ以上何も言わなかったし、みやも何も聞かなかった。
何の得にもならないのにみやを必死で助けようとしてくれているおねえさんが、実は男で女の格好をしているのがどうしてなのか疑問は残ったけれど、黙っていようと思った。
途中で助けられて民家に預けられていた兄と合流し、兎屋に着くまでの短い旅の間もみやは黙っていた。兄にもその話はしなかったから兄はいまでも「やさしかったおねえさん」だと思っている。

 今のみやにはうすうすわかる。
白狐と呼ばれる若者はあのおねえさんではないだろうか。
彼は女将さんの古くからの知り合いだということだ。もしみやの想像通りであれば彼は女性に化けていた過去のことは秘密にしたいと思っているだろう。そして彼の正体を知っている女将さんが、みやを彼から遠ざけようとするのも無理はない。
 でももしそうなら、みやは彼に借りがある。果たさなくてはならない約束がある。彼はみやのことなど忘れてしまっているかもしれないが、みやの方は忘れることなどできない。世話になった女将さんの言いつけに背きたくはないけれどなんとしても彼に会わなくてはならない。

その朝女将さんにおふう嬢さんの供を言いつけられた。思ったとおりだ。入り江に沿った丘の向こうに先代藤衛門の妻、女将さんにとっては姑にあたる人が住まっている。おふうをそこまで送って行くように言われたのだ。
おふうは藤衛門と女将さんの間に生まれた一人娘で今年で八つになる。あの時のみやと同じ年だ。誰に似たのかはっきりした目鼻立ちの美少女で将来が楽しみだと誰もが言っている。そんな年なのに気質は父親に似て海の向こうに憧れているようだ。
活発なおふうは婆さまの家には何度も一人ででかけている。明るいうちならば別にみやが供をしなければならない距離でもない。

登った道を大きく左に折れて海が目の前に広がった時、みやはおふうに向かって言った。
「嬢ちゃま、みやのお願いなんですが今日はお一人で行っていただけませんか」
「あたしはかまわないけど、みやが母さまに叱られるんじゃないの」
「女将さんにはあとでみやがちゃんとあやまります。でもどうしても今日はしなければならないことがあって」
そう言うみやの顔が必死だったからだろう、おふうはうなずいて一人で行くことを承知してくれた。弾むような足どりでおふうが行ってしまうとみやはごくりとつばを飲んだ。
小高い丘の上で道は三方に別れ、おふうが行った道は海にそって下り、反対側の道はお店のほうへ、そしてもう一方の道は別の稜線に沿って遠く続いている。ここで待っていれば白狐が、おねえさんが来る。きっと来る。

木の下の茂みに座り込んでみたが落ち着かず、結局また立ち上がった。
道の向こうに芥子粒のように見えた人影がだんだん大きくなってきた時、胸の動悸が激しくなって息が苦しくなってきた。どういう風に話を切り出したらいいだろう。何年も寝床で考えてみたことなのにいざとなったら何を言っていいのかわからない。
 どうしよう、どうしようと悩んでいるうちに影は人の大きさになってみやの目の前に立っていた。

「あの…」
必死で出した声は裏返ったが、男が行き過ぎようとした足をとめるには充分だった。
みやは相手の顔をまともに見上げた。侍のなりはしているがちょっと吊り加減の澄んだ瞳はみやがよく知っているものだった。そうだ、最初に五条川原の立て札の前で出会った時もその瞳が子供のように水色をしていると思ったものだった。
 「何かな」
声は記憶にあるより低かった。あの時十六、七に見えたのだから八年たった今は二十代も半ばになっているのだろう。八つだったみやも今は十六になっている。
 自分を励ますようにみやは言葉をしぼりだした。
 「私、あの時の支払いをしていません」

 若者は困ったような顔をした、ように見えた。
 「何のことだかわから…」
 「いいえ!」
若者の唇の右端がかすかに上がった。見ようによっては笑ったようでもあった。
 「私は仕事をお願いしてあなたはそれをやってくださいました。私は報酬を払うとお約束しました。だから、だからこうしてお待ちしていました。もっと早くにこうしなければならなかったのだけれど、どうやってあなたにお会いすればいいかわからなかった。だからこんなに遅くなってしまいました」

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 そうだ、いつかみやの家の庭先で隣のおばさんが話していたのだ。
都には「コウガノカゼ」という腕のいい忍びがいる。でも誰もその姿を見たことはない。
彼に仕事を依頼するには五条川原の立て札に仕事の内容と報酬を書いた紙を貼っておけばいい。でも頼まれた仕事を全部引き受けるわけではない。あくまで仕事を選ぶのは彼で、どこで見ているのか選んだ仕事の依頼者に密かに連絡をしてくるのだと。
 だからあの日、払えない年貢の替わりにお館に手伝いに行くと行って出かけた母さんが二日たっても帰って来ず、掛け合いに行った病気の父さんが門番に手ひどく追い払われて殴られ這うようにして戻ってきた家で息を引き取った日、都からのお客人の言うことを聞かずに帰ろうとした母さんが、酔ったお客人に切り殺されていたことがわかった日、みやはまっすぐに都へ向かったのだ。

 立て札の元にたどりついた時、日はだいぶ斜めになっていた。
札は草むらの中に立っていた。聞いたとおり何枚もの紙が貼り付けてあり、そのどれにもたくさんの字がかかれていた。あいにくその頃のみやにはひとつとして読めはしなかったが。
 何人かの人が立て札を見ていた。どうやら荷を背負った商売人らしい中年の男が書かれている内容を読み上げて説明をしている風だった。
 「戦働き…細作…これはかなりいい値をつけてるな。普通の忍びだったら三、四人は軽く雇えるのじゃないか。男一人…男を片付けて欲しいってことだろうかねえ…」
風呂敷包みを抱えて子供の手をひいた女が感心したようにうなずいていた。
 やがて辺りが薄暗くなってきて見物人も三々五々散ってしまうと、そこに残ったのはみやともう一人十五、六に見える娘だけになった。若い鹿のようにすらりと伸びた足とやや吊り気味の澄んだ瞳を持つ娘はみやの方を見て言った。
 「帰らないの?」
 「おねえさん…」
 「何?」
 「字が書ける?」

 あたしが矢立を持っていてよかったね、と言いながら娘は立て札に近づいた。みやが紙を持っていないことに気付くと、かまやしないよと立て札に貼ってある紙の余白に大きな字で書きつけ始めた。
 「おとこひとり…と。これでいいね」
よほど思いつめているように見えたのだろう。みやのような幼い子がどうして人殺しを依頼するのか、相手は誰なのか、そんなことをおねえさんは何も聞かなかった。依頼したとて全部が全部仕事を請けてもらえるわけではないのだから、書くだけ書いてやろうかと思っていたのかもしれなかった。
「ねえ、あんた。仕事の料金はどうするの。何て書いておく?他の人は金だの銀だの景気のいいことを書いてるよ」
「みや、と書いて」
「みやってあんたの名前かい?あんたで払うってこと?」
「うん」

隣のおばさんは若い頃都で男の人の相手をする仕事をしていたらしい。村の娘を何人も都から来る男に紹介していたようだった。そのおばさんがいつか言ったのだ。みやは母さんに似て美人になるだろうと。大きくなって都に行ったらきれいな着物を着て美味しいものを食べる暮らしができるよと。大きくならなくったって今だって大丈夫だ、と言いかけておばさんはあらいやだ、父さんには内緒だよと口の前に指を立てた。
あんなこどもじゃあ金にならんだろうとおばさんの亭主がおばさんに言うのをみやは帰りかけた背中で聞いた。ばかだね、あんたは。都にはね、いろんな人がいるんだよ。若い娘が好きなお人ばかりじゃない、年寄りがよかったり、太ってる女じゃないと嫌だと言ったり、おあしをたくさん持ってる人ほど妙な趣味をお持ちなんだから。あの子だったら今のままで充分高い値がつくさ。
話は半分もわからなかったけれどみやはなんだか背中がぞわぞわしたものだった。

 「聞いた話だがね」
と若者は口を開いた。
 「その昔、何やらいう貴族様のどら息子がいてご乱行をしていたようだ。父親の身分をかさにきて領地をまわっては酒をたかり女を漁り、やりたい放題だった。ずいぶん無理を通したらしくて敵もたくさん作ってね。その中の何人かがそいつを消したいと思ったそうだ。消したいやつらはそれを甲賀の風という忍びに依頼した」
 「え!?」
 「甲賀の風は高い報酬をとるかわり、腕の方もいいらしい。どら息子は娑婆とおさらば、もう悪さはできない。依頼したやつらは溜飲を下げ、甲賀の風に約束どおりたっぷり金をはずんだと」
 「でも…」
 「どうやら支払いは済んでたようだよ」

 みやが何も言えないでいるうちに若者は背を向けた。一歩踏み出しながら笑顔で振り返った。
 「別嬪になったな、みや」
あっけにとられていたみやが我にかえった時は、もうその背が遠くなりかけていた。
 「ありがとう…ありがとうございました」
必死で叫んだ声が届いたか、若者は背を向けたまま右手を軽く挙げた。後ろ姿が小さくなってやがて稜線の向こうに消えていった。

 みやの胸の奥からなにかが湧き出てくるようだった。その何かを抑えるようにみやは自分で自分の肩をぐっと抱きしめた。いつのまにか暖かな涙が頬を伝っていた。
 「ああ、でも覚えていてくださった」
口に出して言うと涙が胸で交叉した腕のうえにぽたぽたと落ちた。
 海からの風がみやの髪をなぶって吹きすぎていった。

 風は彼方の道まで吹いていった。もしかしたら若者が
 「ちょっと勿体なかったかな」
と独り言を言ったのを聞いたかもしれない。

by pleiad-subaru | 2008-08-02 21:44 | 兄ちゃんの話 | Comments(22)

のあ931 「海からの風」講義を終えて

ノウゼンカズラです。
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発端は4月の船橋市広報に載っていた小さな募集記事でした。
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へぇ~ほぉ~、小説実作講座かね。私は特に押さえ込んでる想いはないがなあ、と思いつつ気になって切り抜き…無料ってとこが気に入り…私なんかで参加できるかなぁ、みんな半プロみたいな人が参加してたら場違いだしなあ、と悩みつつ…半世紀以上生きてきたんだい、今さら怖いものなんてないやい!と空元気を出して、右上にきちゃない字で書いてあるとおり4月17日に電話で申し込みました。

問題はこのあとです。型どおり住所氏名年齢職業電話番号等を聞き終わった係りの人が
「講師の先生から傾向を知りたいとのことですので、400字詰め原稿用紙5~10枚の作品を、6月15日までに市役所文化課あて、郵送してください」
え!えええ!?き、聞いてないっ!!

ゴールデンウィークにのあが来たあと、奈良旅行にでかけるまで私がぎうぎうだったのはこのためでした。何書こう、5枚じゃなにも書けない。対策をたてよう。

  ①我が家に伝わるレアな遺伝病をエッセイ風にまとめる
  ②大昔、若い頃に書いたショートショートを流用する

①はなんかあざといですよね、②は頭の中は20歳のときからたいして進化してないのでいいかとも思いましたが、読み直してみると微妙に道具立てが古い…携帯もパソコンもデジカメも無い時代ですものね。…しょうがない、これは新しくなにか書かなきゃならない。
ほんとに書きたいものを書こう。

ということで私が書いたのは、時代物です。
基本私は漫画屋です。マンガのネタにあたためていたプロットをそのまま書いてみましょう。
タイトルはこれです。『海からの風』
なんとか旅行に出発する前には書き上げ、無事発送。心置きなく大人の修学旅行を楽しみました。

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…突然 ラベンダー…

講師の松島義一氏はもと集英社の編集者。文芸誌「すばる」の創刊に関わり、中上健次、森瑤子、立松和平らの原稿に朱(アカ)を入れまくってきたそうです。現在は大学の講師をしながらあちらこちらの文藝サークルで指導されているとのことです。
本気で書きたい人の小説「超」入門思わず買ってしまいました。amazonで残り2冊だったんですもの。

最終的に参加者は24人程度だったような。最初に作品を提出しろと言われてその関門が越えられなかった人がいるんですね。毎回名札が10何枚も残されたままでした。

   文学とは、生(性)と時間を描くこと。
   生きているということは表現すること、発信すること


時に野口英世のお母さんの手紙や、ナサニエル・ウルマン、谷川俊太郎らの資料を読みつつ、1回1時間半の講義は続きました。


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…八重のドクダミ…

何人かの作品を例にひくことがありました。てにをはがおかしい文、主語述語があやしい文、だらだらとどこまでも続く文。文頭の1字あけ、行の頭に句読点を持ってこないこと、基本の基本も注意されます。

2回目からは上手な人の文も紹介されました。
小さなスーパーでの悲喜こもごもの人間模様、キムラヤのあんぱんと大江健三郎とデザインのことを表にしてまとめたもの(これを書いたのは3度とも私のひとつ隣の席のおじさまでした。わけわかんなかったけど、先生は面白いと言っていた)、作品を提出しろと言われて何を書いていいかわからなかった…と書き出すもの。

私のはいつになっても出てこないのでこりゃダメだなと思いました。
最後の講義の終わりまぎわに先生が読み始めました。「海からの風」げ、私のだ。

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「みやは少し前から気付いていた。ある客が来る時だけ、いつも用事をいいつけられて店をはずされる。はじめは気のせいかとも思ったのだが何度もそういうことがつづいているうちに、それは確信に変わった」
「このみやには過去があるんですね。人を殺すことを依頼した。五条川原に立て札があってそこに殺しの注文を書くんですね」
聞いてるみんながざわっとしたようです。
「その料金を払っていないと気にしているんですね。実際はそうじゃないんですが。
このあとがいけない、ここであらすじをずらずら並べてはいけません。枚数の関係でしかたなかったのか」
…そうです。そのとおりです。枚数が許されればもっとじっくり書き込みたかった。
「今のみやにはうすうすわかる。
白狐と呼ばれる若者はあのおねえさんではないだろうか」

「このおねえさんというのが実は男なんですね。小説の醍醐味です」
「惜しいですねえ、ちょっとごちゃごちゃしてわかりにくい」
自分の作品がまな板の上に乗ってるのってすごくドキドキしますね(^_^;)

うーん、色々書いてあるけれど、大事な所が今一つ分かりにくい。
勿体ぶってる、と感じられる書き方。
奥歯にモノのはさまったような、ともいえる書き方。
筆力はある。
惜しい書き方。


これが“富士山よりもたくさんの原稿に朱を入れてきた”朱ペンこと松島義一先生に入れて貰った私の朱です。

講義は終わり、それぞれ朱の入った原稿を返してもらいました。
また書くことがあるかな。私は後ろから追っかけられないとなかなかエンジンがかからない人間なんで、きっかけがなければ書かないでしょうね、多分。
でも、勉強になりました。

あ、忘れるとこでした。みやを助けた「おねえさん」「白狐と呼ばれる若者」実はみなさまご存知の、兄ちゃん。風之介君でした(^_^)v いつかちゃんと絵で描こうっと♪
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追記
ええと、マンガに描くのはまだまだ先になると思うのですが 文、お読みになりたいですか??
なんたって“勿体ぶってる書き方”ですが、それでもよろしかったらココか、どこかに載せますが??


追記の追記
こんなんでも読みたいとおっしゃっていただけたんで、UPしようと思います。
ちょっとカタチ整えますので、しばらくお待ち下さいね。
改めてお知らせいたします。 ぺこり m(__)m

by pleiad-subaru | 2008-07-08 15:48 | 兄ちゃんの話 | Comments(24)

のあ877 おほほのほ♪

いや~、お恥ずかしいんですが私の描いた“兄ちゃん”の絵がこのたびメトロポリタン美術館に飾られることになりましたの。おほほのほ♪

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なんちゃって嘘です、すみません。…ってあったりまえですね~(^_^;)

実はコレ、ちゃこママさんのブログ“みちづれ”で見かけた面白画像処理。
(niftyさん、今メンテ中らしく開けないかも…http://cyako-tyan.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_2198.html)

元ねたサイトは…→ココ!

前にあった雑誌の表紙  元ねたサイト→ココ
も面白かったけど(^^♪


こんなのもありま~す。
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こんなのも♪これはエメ・ヴィベールのお庭のバラのルーブックキューブです。
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なんかきれい~(*^_^*)

ちゃこママさん、メンテで書き込みができなかったので勝手にリンク、引用させていただいちゃいました。申し訳ありません。m(__)mよろしくです。

by pleiad-subaru | 2008-03-18 21:46 | 兄ちゃんの話 | Comments(20)

のあ863 恋患いの救急箱♪

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そうなんですけど、ちょっとこれを先に♪

バレンタインデーの当日、クロネコヤマトから不在連絡票をもらっていたので連絡したら夕方お届けしますとのことだったのでずっと待っていましたが、10時をすぎても届きませんでした。
あとに心を残しつつ弾丸ツアーに行ってしまい、萩のホテルでフグと格闘していたら息子から電話。「まだ来ない」
息子がいろいろやって電話してくれ、やっとその日に到着したお荷物と対面できたのは、だから昨日の(というか今日の)夜中のことでした。その荷物とは…


じゃ~ん!これよっ☆
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               お医者様でも草津の湯でもどっこいしょ
               恋の病はこりゃ
               治りゃせぬよちょいなちょいな
               でもあまーいチョコレートなら
                       治せるかも・・・ね!
  


ねこじゃらしさんから。名付けて≪恋患いの救急箱≫うふ♪
ねこじゃらしさんからは去年は五郎次にでもって一昨年はシロリンとのあにさんまチョコをいただいているのです。さんまチョコとたわむれるシロリンの写真は→こちら。(いつもありがとうございます m(__)m)

今年は“羽月城の恋に悩める殿方へ”ということでしたので…
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秋月章馬君

「恋の悩み、愛の告白に」
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男だ、ガンバ!






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沢 修吾君

「恋による胸の痛み、発熱、赤面」
ADAM & EVE
すぐ赤くなるもんね。
修吾の初恋は金色のタンポポの花の中♪

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黒川多聞君

「どきどき はらはら うるうる いらいらに」
LOVE ATTACK
多聞君はオンナの子は苦手って…じゃ、オトコのほうが??…あわあわ!


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プロフェッサ・五郎次、若いコたちの恋の病をお願いねっ☆頼りにしてるから~。
ねこじゃらしさん、本当にありがとうございました。トラバもしちゃいました☆

っつうことで、弾丸ツアーは明日からUpします。コメントのお返事もうちょい待ってね~。

by pleiad-subaru | 2008-02-18 00:03 | 兄ちゃんの話 | Comments(14)

のあ775 山百合小夜曲♪

山百合小夜曲"Soul Serenade" ええと、四郎君は毎年その年最初の山百合の花を愛するお吟ちゃんに手折ってあげます。

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(お吟ちゃんと四郎君)

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(七重ちゃんとかたばみちゃんと四郎の妹、沙織ちゃん)

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(七重ちゃんと源ちゃん)

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(お吟ちゃんの兄ちゃん、風之介君とのあ)
ちゃんちゃん♪

by pleiad-subaru | 2007-08-04 15:09 | 兄ちゃんの話 | Comments(16)

のあ765 ご城主様よりの♪

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皆様、お待たせいたしました。本日メール便にて発送いたしました。順次到着のことと思われます。しばしお待ち下さいませ♪

例によってこんなことして…
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こんなことしておりました。
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まだミニ原画足りないのです。もうちょい描かなくちゃ(^_^;)

あ、お申し込み忘れの方、読んでやろうかいと今思われた方、まだ全然OKよ。詳しいことは→こちらよろしくねっ(^^♪


ああ、肩の荷がおりた。みなしゃまのとこ行こうっと♪終わるまではと我慢してましたっ(^_^)v

by pleiad-subaru | 2007-07-07 20:03 | 兄ちゃんの話 | Comments(21)