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のあ467 パソコンに向かえる幸せをかみしめています。

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写真が無いのでサンフランシスコの9月の空を…


さて、ここは自宅のベッドの上。やっとやっとパソコンを膝にのせております。
おかげさまでようやく、物が食べられるようになりました。胃の痛みも吐き気も胸苦しさも消えました。
筋力は落ちていますけれどなんとか通常の生活がおくれるまでに回復してまいりました。


たくさんのメールやコメント、ありがとうございました。
具合が悪くてお返事を打てない時も、しっかり拝見はしていました。
どれほどなぐさめられたか、勇気をいただいたかわかりません。
ひとつひとつにお返事はしませんけれど、感謝の思いだけは受け取っていただけると幸せです。


退院の前日に(4人目の)さかもとせんせいに呼ばれ、パソコンで手術で摘出した臓器の写真を見せられました。
「これが子宮です」
…お肉だ…
「こちらが付属器、卵管と卵巣ね」
…こんなんだ…
「これがリンパ節」
…へ?!
簡単な臓器の図の上に赤い小さい塊がどっちゃり、え?
先生、いくつとったんですか??
「79個」
79!?…絶句!!
それだけとってりゃ9時間もかかるわねえ(^_^;) びっくりでした。


とった臓器は検査にまわされています。79個のリンパ節もひとつひとつ割って調べられ、がん細胞が転移していないかを検査します。してないといいんだけどね。
で、たぶん予防のため抗がん剤で残ってるかもしれないがん細胞を叩きます。
12月10日初外来ではっきりします。


実は今日はお葬式に行ってきました。
同じ棟の友人で、お互いこどもが小さい頃はよく行き来した仲でした。
核家族どうし、こどもを預かりあったり一緒に買い物に行ったり、月に1000円ずつ積み立てて能登や神戸や九州にも旅行に行ったっけ。
こどもたちが大きくなり、あちらも私も仕事をはじめ、この20年ほどは年に何度か出会った時に言葉を交わす程度の付き合いになっていました。
隣の階段の住人でもおどろくほど出会わないものです。
退院してまもなく貰った電話で、ご主人から彼女の訃報を聞くなんて。いきなりでした。私より2つも若いのよ。
がんを発症してわずか2年の命だったそうです。自分で生前戒名を選び、墓地も墓石も用意し、延命措置も望まず、この2月には3人の娘さんと2人の孫を連れてハワイ旅行まで企画して実行したそうです。
残された2年間を濃密に暮らしたのですね。すごいです。


彼女のためには泣きましたが…自分に引き比べる気が全然ない私。
ま、12月10日過ぎなければ何とも言えませんけど、私長生きするつもりなんですもん。
のんと、のんの妹か弟が成人するまでは頑張らなくっちゃね♡

by pleiad-subaru | 2012-11-27 17:47 | 子宮体がん