のあ405 高遠のコヒガン桜♪

標高1000mのホテルを8時に出発、バスは一路高遠に向かいます。
昨日の話ではまだ桜はつぼみだということでしたが、気温が高かったため咲きすすみ3分咲き、南ゲートの外側ではかなり咲いているという話です。いいぞいいぞ♪
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コヒガン桜はソメイヨシノに比べて赤みが濃いので、“血染めの桜”なんぞと呼ばれています。


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もとはと言えばこの城は山本勘助が縄張りした城で、1582年(天正10年)に武田信玄の五男 仁科盛信が城主の時に織田軍により落とされました。落城の際命を落とした兵たちの血で染められた桜だ、ということなんですが…


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寄せ手の大将・織田信忠はこの時籠城していた信玄の娘・松姫と元婚約者同士だったんですって。悲劇ですね(T_T)




高遠といえば絵島の囲み屋敷でも知られています。よしながふみさんの「大奥」にも出てきたぞ~。
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敷地が狭くて全景写真が撮れませぬ(^_^;) せっまいの。KK曰く「松下村塾」よりはまし」まあね。

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お芝居見に行くことも、帰城が遅れることもきっと何度もあったことだろうに、大奥の勢力争いに利用されて見せしめにされちゃったんですね。
紙も筆もお菓子も禁じられて、檻の中のような一間で27年間も暮らしたんですって。あまりにもかわいそう(T_T)


約70分の散策を終えて駐車場に戻ると…すっごい! 6台しか停まっていなかった大型バスが広い駐車場を埋めていました。20台?30台?もっとかも。
バスに乗り込んで馬見塚公園へ。

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池の周りに桜とツツジがあるのですが、桜はまだちょっと早いかな。
とうとう空が泣きだしました。

次に着いたのは枝垂れ桜で有名な光前寺。今まで桜、とりあえず大当たりでしたがここは大外れ(^_^;) そううまくばかりは行かないわよね。
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なかなか立派なお寺さんです。

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軒下の狛犬さん(?)もいい感じ。

さてこのお寺には伝説がありまして…これがその主人公、山犬の早太郎君。
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どんな伝説化と言いますと…

今よりおよそ700年程も前、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われていました。
その頃、遠州府中(静岡県磐田市)見付天神社では田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、生け贄として神様に捧げる人身御供という悲しい習わしがありました。
ある年、村を通りかかった旅の僧である一実坊弁存(いちじつぼうべんぞん)は、神様がそんな悪いことをするはずがないと、その正体をみとどけることにしました。祭りの夜にようすをうかがっていると、大きな怪物が現れ『今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな』などと言いながら、娘をさらっていきました。
弁存はすぐさま信州へ向かい、ようやく光前寺の早太郎をさがし当てると、早太郎をかり受けると急ぎ見付村へと帰りました。
次の祭りの日には、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。
早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。
現在、光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。
また、早太郎をかり受けた弁存は、早太郎の供養にと《大般若経》を写経し光前寺へと奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の宝として大切に残されています。

とな。(宝積山光前寺 公式サイトから)

これが今に残る 霊犬・早太郎のお墓です。
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…しかし、白羽の矢って。老ヒヒって。???ものすごいですね~(^_^;)


あとこのお寺、実はヒカリゴケでも有名なんですって。参道の両脇の石垣の石と石のすきまにヒカリゴケが生えていて、光を反射して微かに光ります。見えるかな~。
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奥のぼーっと緑色に見えてるのがそうなんですが。


このあと、飯田の夫婦桜を見てバスは帰路に。松戸に戻ったのは午後8時を過ぎた頃でした。
桜と紅葉はなかなかいい時に会えないのですが、今回は松本・高遠と大当たり(^^) 桜満喫の旅でした。

by pleiad-subaru | 2012-04-26 21:43 | おでかけおでかけ♪ | Comments(0)