のあ34 覇王別妃

沙羅の木、ナツツバキです。
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沙羅の花といえば、私のマンガの登場人物の一人 喰代(ほおじろ)の五郎次の好きな花、という設定になっています。
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                               五郎次“黒猫天国”から

ホオジロ。例の「一筆啓上仕り候~♪」と鳴く小鳥です。
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喰代は伊賀の地名ですが、この鳥のあだ名はウチでは五郎次。ピッチュチュリチュリチュリ~♪今朝も元気に鳴いてました。この街灯が好きでよく載っているのですが…コンデジではこれが精一杯です。



土曜日に池袋の東京芸術劇場で京劇を見てきました。『覇王別妃~漢楚の戦い~』
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毎年この時期に公演があり、年に一度見に来るのが恒例になっています。四文字熟語によく出てくる「四面楚歌」ですね。実は私たち、このプログラムは3度目です。

3度目なばっかりに、残念ながら今回は???でした。 死を覚悟した虞美人が剣舞を舞うんですが、前の時のほうが迫力あったなあ、戦闘シーンでも兵達がトンボをきったり、剣で槍を巻き込んで投げ上げたり、どきどきわくわくしたのにな。そういうお楽しみシーンも皆無でした。ちょっと残念。

では漢文のお勉強。

      力拔山兮 氣蓋世 (力は山を抜き 気は世を蓋う)
      時不利兮 騅不逝 (時利あらず 騅逝かず)
      騅不逝兮 可奈何 (騅逝かざるを 如何すべき)
      虞兮虞兮 奈若何 (虞や虞や 汝を如何せん)

高校で習いましたっけ。「騅」は項羽の愛馬の名前です。孤立無援、形勢不利となった項王の嘆きの詩です。

四面楚歌:城を囲んでいる敵軍が自国の漢の歌を歌っているのではなく、わざわざ籠城側の楚の歌を歌っているんです。「楚がすでに敵の手におちたのか」と思わせ、兵たちに早く帰郷して田を耕さねばと思わせるための策謀だったとか。
項羽が先ほどの詩を歌い上げたあと、虞美人は剣舞を舞い彼の足手まといにならぬようその剣で自死するのです。かわいそ…(T_T) 
虞美人草…ヒナゲシ…ポピーですね。イメージとしてはなんだか可愛らしすぎるような気もします。

by pleiad-subaru | 2009-06-15 21:11 | おでかけおでかけ♪